定年退職後の生活と家電製品
50代や60代になってくると子育てもひと段落をはじめ、生活スタイルが変わってきます。
特に定年退職後は自宅で過ごす時間も長くなり、子供が独り立ちしたことで夫婦二人の時間が中心です。
そうすると今まで使っていた家電製品の中には使い勝手の悪いものが出てきます。
そこで、生活スタイルの変化によって定年退職前後は家電製品の買い替えが出てくることも多いです。
ここでは、定年前後の世代やシニア世代に人気の家電製品を紹介していきます。
定年退職後の炊飯器
子供が家にいる頃はご飯を炊くのも量が必要なことが多いです。
しかし、シニア世代の夫婦2人ともなるとさほど量が必要ありません。
そこで、炊飯器を買い替えるという人が多いです。
特にシニア世代になると食べる量が少なくなりますから量よりも質にこだわる傾向があります。
そこで、最近ではハイエンドモデルといわれる高価な炊飯器が人気です。
定年退職前後の世代は炊飯器を購入するにあたっての予算が7万円から12万円前後と言われています。
ニーズも高いので、どのメーカーでもこういったハイエンドモデルは作られており売れ行きも上々です。
炊飯器メーカーそれぞれに自分たちのウリがあり、」炊き上がるご飯の味も違います。
そこで、それぞれの特性を見て自分の好みに合ったものを選ぶのです。
ただ、味へのこだわりから素材も各社違っています。
中には南部鉄器でできているお釜もあり、そういったものは重くて取り扱いが大変と感じるシニアも多いので、実際に触れてから購入を決めるのがおすすめです。
冷蔵庫
2人暮らしになると毎日の食事量も減りますから冷蔵庫も小さなもので十分対応ができます。
そうすると今までよりも小さめサイズであること、食べ切るのに時間がかかるため野菜の鮮度が保てるもの、機能がシンプルで取り扱いやすいもの、などが人気です。
中でも新しく注目を集めている冷蔵庫に野菜室が真ん中にあるものがあります。
多くのメーカーでは野菜室は一番下にあります。
これは立ったりしゃがんだりして取り出すことが必要でシニアには足腰が辛いということから立ったまま取り出せる真ん中に野菜室のあるモデルが人気です。
選ぶ際に困ったらシンプルで軽量なものを
いくつになっても多機能なものは魅力的です。
いろいろな機能があることでできることも広がります。
しかし、シニアになると意外と多機能でも使わない機能が多いですし、使いこなせないことも多いです。
また、機能が多くなるとどうしても商品のサイズも大きくなりますし、重たくなってしまいます。
重たいと持ち運びが大変ですし、転倒や落下でケガをすることも少なくありません。
そこで、家電製品を選ぶ時には機能がシンプルでなおかつ軽量なものを選ぶことがオススメです。