参加者急増!定年後からの男の料理教室

定年後に料理教室に通う人が急増中

料理
昔は料理は女性の仕事という風潮が強く、男性は台所にも入らない人が多かったです。しかし、最近では共働き家庭が増えてきたこともあり、男性でも台所に入る人が増えています。また、定年退職後の趣味として習い事を始める人もとても多いです。その中で人気を集めているものの一つに料理教室があります

男性が料理教室に通う背景

料理は新しい趣味として始めやすいものです。教室で習ったものを自宅で家族に披露することができ、楽しんでもらうこともできます。喜んでもらうことでもっと頑張ろうという気持ちが出てきてモチベーションアップもしやすいです。料理は男性が楽しみやすいものでもあります。季節を考えて食材を選んだり、使う食材から何を作るか考えたり、手順道理に進めたりということは仕事に通じる内容も多いです。そのため、趣味として楽しみやすいものでもあります。

コンロ男性は料理本を見ながら調理していると迷ってしまうことが少なくないです。料理本の中ではあいまいな表現も多くあり「香りが出てきたら」とか「焼き目がついたら」「一口大に」とかという表現に対して具体的にどのくらいの大きさなのか求める部分があります。そこで、実際に目にするとそういったものがわかりやすく納得できるということで料理教師は人気を博しているのです。

また、料理を習っておくことによって夫婦での家事の分担ができます。定年退職後、自宅で過ごすようになった時に夫婦での家事の分担がされないことによって妻の負担が多くもめることが増えているのです。中には熟年離婚をする夫婦もいるくらい深刻な問題となっています。そこで、夫婦で家事を分担すること、妻に先立たれてもきちんと食事の支度ができるようになること、といったことも考えて料理教室に通っている人も多いのです。

料理の学校に通うという人も

料理の作り方や、調理器具の扱い方を本格的に学びたいという人も多く、料理教室ではなく料理の学校に通う人も少なくありません。こちらは、定期的に開催される料理教室とは異なり、学校に通って料理を学ぶというスタイルなので、定年後で時間に余裕のある方に向いています。カリキュラムによっては、料理店やカフェの経営方法を学ぶことができ、リタイア後にお店を開きたい人にも最適です。

カフェや料理の専門学校はレコールバンタン
料理の学校は、経験のない人に向けて、包丁の使い方や調味料の種類といった基礎の部分から教えてくれるため、料理教室と同様に初心者の人にも通いやすいという特徴があります。いずれを選ぶにしても、「素人だから」と控えめになることはないでしょう。場所によっては、オープンキャンパスなども積極的に開催されているため、興味のある方は足を運んでみるのもいいかもしれませんね。

料理教室や学校に通うことを決めたら

男性が料理教室や学校に通うことを決めても、実際に通う場所が見つからないということで悩むことがあります。教室によっては結婚に向けて若い女性が通っているのがメインというところも多く、そういったところで男性が一人で参加をするのはかなり勇気のいることです。そこで、最近ではシニア向けを謳う教室も多くなっています。特に男性向けの教室の中には本当に何も料理経験がない男性に向けての教室もあります。お米のとぎ方、包丁の使い方、食材の選び方といったことから習うことができるため、今まで経験がない人でも知識がない人でも不安になる必要はないです。教室によって取り扱う料理のジャンルも違います。そこで、通う前にどういったものを作るのか、コースとしては初心者向けなのかある程度知識のある人向けなのか、といった自分に合っているか同課を確認するためにも体験から通ってみることがおすすめです。