定年退職を機に大学で学ぶ方法

定年退職後の生活

定年退職をすると、今まであった仕事がなくなることで一気に生活が静かになると感じる人も多いです。
やることがなく毎日がただ過ぎていくというのはこのままで本当に大丈夫だろうかと不安になってしまうこともあります。

また、やることがないというのはとても寂しい気持ちにもなるものですし精神的にも良くないものです。
そこで趣味を始めたり、仕事を引き続き行ったりと人によっていろいろな時間を過ごしています。
その中の一つとして最近注目されているのが大学に通うことです。

定年退職後に大学に通うのはどういった方法があるのか

学校
大学に通うのは一般的には大学入試を経て入学をするものです。
そうすると複数の科目の試験勉強をすることが必要であり、シニアには無理があります。
そこで設けられているのが特別選考枠です。
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特別選考枠というのは大学によって社会人入試の一種として設けられています。
対象は50代や60代のシニアであり、全学部の学生を対象にしている授業を受けることが可能です。
一般的には面接と小論文で入試を行うところが多いですし、学費についても奨学金や減額制度などもあるので受けやすくなっています。

それ以外にも年間を通して毎日のように通うのが難しい人におすすめなものが科目等履修生や聴講生といった制度です。
これは入学試験もなく自分が興味のある授業のみを選んで受講することができます。

科目等履修生と聴講生とは授業を受けた後単位が認定されるかどうかというのが違いです。
聴講生はただ受講をするだけですが、科目等履修生は単位として取得することができます。
正規の学生のように毎日通ったり課題、ゼミといった負担がなかったりすることで、自分のペースで学びたいものだけを受けることが可能なのでシニアでも通いやすいです。

他にも大学で学んでみたい、興味関心のあることがある、ものの本格的に授業を受けることに抵抗があるという人もいます。
やはり、実際に通う体力があるのか、内容が理解できるのかといったことは通ってみないとわからないものであり不安が生じるものです。

そこで、大学が行っている公開授業に参加をすることから始めるという方法もあります。
公開授業以外にも特別講座などもあり気軽に参加できる内容のものも多いです。
こういったものから酸化をすることをはじめ、興味を持った分野やもっと本格的に学んでみたい分野が出てきたら参加をしてみるということもできます。